
こんにちは。
Wellcer W.A.I.Cの浦田です。
起業時。すでに失敗するか、成功するかは決まっています。
その分かれ道を知らないまま起業することはオススメできません。
起業時に失敗を選んでいませんか?
起業する。というのは、簡単です。
特に私のようなコンサルタントは特に簡単。
名刺に「コンサルタント」と書いてしまえばいいのですから。
ネガティブ・ポジティブと、起業する理由は問いませんが
ゴールは「起業」ではありませんよね?
起業はあくまで手段であり、通過点でしかありません。
その手段であり、通過点を「失敗する起業」で選択してしまったら
結果は、「失敗」しかありえないのです。
典型的な起業時の失敗例
とある洋菓子店。
専門学校を卒業し、パティシエとして洋菓子店に入社して約7年。
坂本恵一氏(仮名)は、オーナーに認められて2号店の店長を勤めることになりました。
朝早くから、下準備。
もちろん、イベント時は朝から晩まで働きづくめ。
率先して商品を作り、アルバイトの労務管理や、日々の経理までやっていました。
オーナーはほとんどお店には来ないのですが、やってくると嵐みたいなもの。
今度は○○というイベントをやれ!次は△△だ!
なんだ!売上が4パーセントも下回ってるじゃないか!もっと売れ!
廃棄が多すぎる!もっと必要な数を選定しろ!しかしチャンスロスは作るなよ?
なんだか、ストレスで胃に穴が開きそうです。
もちろん、彼女とは休みがズレすぎて、デートすらなかなか行けない日々。
胸のうちに広がる「独立」の二文字。
そうなると、歯止めがきかなくなってしまい
自分の洋菓子店を構えたところを想像して「きっと俺ならできる!」
と坂本恵一氏(仮名)はお店をやめてしまいました。
自分のお店を出すために。
さて、彼は失敗する起業でしょうか?
それとも成功する起業でしょうか?