
こんにちは。
Wellcer w.a.i.cの浦田です。
一つ前の記事
の続きです。
ということは、エスキモーに氷を売る答えですね。
ワクワクしますね。
しませんか?
私なら「氷を買ってください」とお願いするのではなく
エスキモーの方から「氷を売ってくれ」と言わせることができます。
エスキモーに氷を売る考え方は・・・
私の記事を読むくらいの人であれば既知の話しでしょうけど
アメリカのマーケッターである
ゲーリー・ハルバートが言っている。
一つ、勝負をしよう。
ハンバーガー屋を始めるんだ。
条件は何でも叶うとしようじゃないか!どんな条件が欲しい?
一番美味いハンバーガー?秘伝のソース?腕の立つ料理人?
一度見たら忘れないロゴや社名?それともキャラクター?
なんでもいい。むしろその全部の条件をあげよう。
それでも、売上は私の方が勝てる自信がある。
私が欲しい条件は一つ。
店の前に、腹を空かせた群衆がいることだ。
必要な考え方はこれです。
エスキモーに氷を売る答え
カキ氷にする。シロップと一緒に売る。
暖房とセットで売る。などなどなど。
色々とアイデアが出てくるかも知れませんが
どれもこれも、ゲーリー・ハルバートの言葉が理解できていません。
答えは、わかってしまえば「なんだそりゃ」と非難されそうですが・・・
都市部に住んでいるエスキモーに氷を売る。
大切なんで太字にして、ラインまで引きました。
エスキモーは北極圏にのみ住んでいるわけでは、ありません。
マサイ族の人だって携帯電話を持っている時代です。
有名なのは、カナダのケベック州。
ヒントで出していたのは、フォネティック・コード。
フォネティックコードの「Q」は「QUEBEC」
発音はケベック。ケベック州のケベックですね。
ケベック州の都市部、モントリオールに住んでいるエスキモーの方に
氷を売ればいいわけです。
で、一枚のチラシを配るわけです。
例えば・・・
エスキモーの方から「氷を売ってくれ!」な売り方
「あなたがエスキモーであるなら、このチラシが利用できます。
カランとグラスに響く氷の音、琥珀色のウイスキー。
完璧な音と完璧な匂い。
思わずジャズが聞きたくなる。そんな優雅な時間が手に入る?
高級ウイスキーを1本。
日本から取り寄せた珍しい焼酎を1本。
キラキラと綺麗にカットされたグラスを2つ。
当店で利用できる5カナダドルの商品券。
それだけではありません。当店と提携していますスパリゾートの割引券。
これらを全てプレゼントします。
100カナダドル相当のものをすべてプレゼントだって?
そんなにもプレゼントを贈るなんて、あいつは大丈夫か?って囁かされそう!
プレゼントのウイスキーに、そのまま使える球体に整形された氷。
10個セットの氷が、通常5カナダドルのところ、3カナダドルでご提供。
嘘くさい?
安心してください。私の仲が良かった友人の中にエスキモーが居ます。
一通の手紙が届き、彼が結婚したことを知りました。
今すぐに彼とは会えないから、彼と同郷であるあなたと彼の結婚を祝いたい!
なので、これは私なりのお祝いなのです。
今すぐ、このチラシを持って当店まで。
そして店員である私に一言
「私はエスキモーだ。氷を売ってくれ!」
とおっしゃって下さい。
ゲストであるあなた専用の大事な紙袋に入れて準備していますので
お待たせすることはありません。
もちろん、あなたがエスキモーであるかどうかを疑うことも一切ありません!
PS
●月●日までのご利用が可能ですが、数量限定となっておりますので
あなたがこの権利が使えない可能性が発生する可能性がございます。
使えない場合は、ご了承下さいませ」