
こんにちは。
Wellcer W.A.I.Cの浦田です。
起業家の労働時間というのは、一体何時間が適正なのか?
どれだけ働けばいいのか?って疑問はありませんか?
一般的な会社員、サラリーマンの労働時間
会社員は、労働基準法により労働時間は一日8時間。
週に40時間と制限されています。それを超えると「時間外労働」
いわゆる残業。
日曜祝日、夏季(お盆)、年末年始の休日を約123日とした場合、
年間で労働時間は1,936時程度となります。
労働基準法第41条に該当する人、管理監督者はこの限りではなく
一日5分でも10時間でも、その職務と権限にあった給与と働き方とされています。
日本マクドナルド事件(東京地裁・2008年1月28日)も記憶に新しいものですが
拡大解釈されすぎて「何時間でも残業させてOK」の風潮は否めません。
HONDA創業者、本田宗一郎の労働時間
本田宗一郎氏は、一日15時間を働いていたと言われています。
年間にすると、5,000時間以上。
それも45歳からはじめて35年間。
ランチェスター戦略からみる起業家の労働時間
起業家であれば必ず目を通しているといっても過言ではない
弱者が強者を圧倒するための競争戦略。ランチェスター戦略。
田岡信夫氏著書のランチェスター戦略で語られる
労働時間の法則と呼ばれるものがあります。
人の2倍働け!は、単純に2倍ではなく、√2をかけるというもの。
2倍働くとなれば、8時間×√2で、約11時間。
本田宗一郎氏の15時間労働は、人の何倍だったのか?
8時間×√3.5=14.9時間
8時間×√4=16時間
大体、3.5倍から4倍ってことです。
起業家=格好いいというのは幻想
起業=格好いい。というイメージが出来上がったのは
堀江貴文氏のようなカリスマがいて
インターネット業界で華々しく成功して、格好いい!羨ましい!
と起業家を、メディアに露出させ始めた頃だと思います。
しかし、そんな堀江氏でも自身の言葉で
寝る時間8時間確保しても16時間まるまる仕事に使えた。
と語っています。
成功までの期間を、見たくないという心理。
魔法のように突然、成功するという幻想が起業家=格好いい成功者
として繋がっています。
しかし、そんな魔法は存在しません。
それを知っている起業家だけが、毎日働き続けています。