
こんにちは。
Wellcer w.a.i.cの浦田です。
値引き(discount)と値下げ(Price cut)は、
「本来の金額よりも安く提供する」という点で同じ行為であり
客層も同じです。
コンビニとスーパーの決定的な違い
夕方のスーパーなんて行かないよ!って人以外は
惣菜や生鮮食品など、夕方以降になると値引きシールを貼られたものを
目にしたことがあると思います。
逆にコンビニでお弁当などに賞味期限が近いからと
値引きシールが貼られているものを目にした人はいますか?
値引きシールを貼ると、それしか買わない人がやってきます。
本来500円のお弁当を350円でしか買わない人たちです。
値引きシールを悪用する人もいるでしょう。
食べられない人がいる。勿体無い。
などのヒューマニズムは横に置いて。の話しですが
コンビニの方式が正しい。
料金に見合った客しか来ない
そりゃそうだろ!という至極真っ当なことなのですが
お店の客層は、お店の価格帯を反映しています。
デパートの地下と激安スーパーで売る場合。
何が違いますか?ってことですね。
ちょっと専門的は話しになってしまいますが
この話しになると「3C分析で競合との価格差が」という反応に対して
① プロダクト・ポートフォリオ・マネジメントの配分がおかしい
② 成長戦略の見定めがおかしい
これが私なりの回答です。
値引きはできても値下げはしたくない心理要因
これは特に技術系の方の感覚なのですが
値引き(discount)はできるけど、値下げ(Price cut)はできない。
というプライドですね。
値引き(discount)は、通常10,000円の施術を初回のみ2,980円で!
値下げ(Price cut)が、これからは2,980円で提供します!
金額を下げるというのは同じなのですが、やる側からすれば
「そんな安い技術料でやりたくない、見られたくない」という気持ち。
もし、今。
競合にあわせて値下げによる薄利多売で、長時間労働しているのであれば
思い切って値段を上げてみませんか?
問題はお客さんの数ではなくて、利益の金額です。